アロマテラピーとは
アロマテラピーとは
香りで心身の不調をやわらげる方法のこと。
植物由来の香り成分である精油は
心身に優しく作用し
健康と美容を促進します。
精油(エッセンシャルオイル)とは
アロマテラピーで使用する香り成分は
精油(エッセンシャルオイル)と呼ばれます。
植物の花や葉、果皮、根などの部位を
たくさん集めて抽出した高濃度の香り成分で
様々な作用が期待できます。
アロマが心身に作用する仕組み
嗅覚は五感の中で唯一
脳にダイレクトに届きます。
まず前頭葉に届くと
薔薇の香り=「華やか」など
香りのイメージが浮かびます。
次に感情を司る大脳辺縁系
身体の機能を調節する視床下部に届くと
リラックス・リフレッシュしたり
自律神経やホルモン分泌などのバランスが整ったりと
心身に優しく作用します。
アロマトリートメントはさらに
お肌から香り成分を吸収するので
相乗効果が期待できます。
主な精油の作用
鎮静作用 | 心身の働きをリラックスする作用 |
ホルモン調整作用 | ホルモンのバランスを整える作用 |
防虫作用 | 虫除けをする作用 |
抗ウイルス作用 | ウイルスの増殖を防ぐ作用 |
デオドラント作用 | 身体のニオイを抑える作用 |
などなど、他にも様々な作用があります。
精油を手に入れる方法
精油はアロマテラピー専門店で手に入ります。
ネットでも購入することは可能です。
お値段は精油によって様々で
抽出しやすいオレンジなどは600円ほど
希少なローズなどは2万円ほど。
まずはどの方にもなじみ深い柑橘系から試してみるのがおすすめです。
アロマテラピー専門店「生活の木」のお試しセットは
様々な種類の精油を少量ずつ試せて
資格取得の際にも役立ちます。
アロマテラピーの方法
まずは簡単な方法からご紹介。
用意するものは、
好きな香りの精油
ハンカチかティッシュ
たったこれだけ!
好きな香りの精油を、
ハンカチやティッシュに1・2滴たらしてみてください。
ふわっといい香りが広がってきます。
机の上や枕元に置いたり
カバンに入れて持ち歩いたり。
様々な使い方が出来ます。
精油(エッセンシャルオイル)を使うときの注意点
1年以内に使い切る
精油は化合物の入っていない成分なので
香りはだんだん劣化していきます。
湿度や日の光を避け
冷暗所に保管しましょう。
直接皮膚につけない
精油はとても濃い成分なので
そのままお肌につけると刺激が強いことがあります。
必ず薄めて使用してください。
飲まない・目に入れない
誤って飲んだり目に入れたりした場合は
必ず病院で診てもらってください。
火の近くに置かない
精油は引火作用があるため
キッチンなどで使用する際は火に注意してください。
ブレンドすると、さらにパワーが高まる
精油は、香りを混ぜて(ブレンドして)使うことができます。
混ぜる(ブレンドする)ことによって、
香りを長続きさせることや、
アロマテラピーのパワーをさらに高める
ことができます。
好きな香り同士や、取り入れたいパワーの精油を混ぜてみてくださいね。